「お金のない世界になったら、あなたは毎日何をして過ごしますか?」

ここ最近、こうした記事を見かけるようになってきました。

暮らしデザイン研究所のフォーラムでもすでにシェアしたように、

「働くとはどういうことなのか?」

を、一人ひとりが考えなければいけない時代がもう間もなくやってきます。

 

初めて私にこの問いが湧いたのは、2014年の”京都市未来まちづくり100人委員会”においてワークショップを重ねていたときのことでした。

それまでの数年間に、整理収納アドバイザーとして日常的にセミナーを通じての相談を受け、また現場にも赴くなかで、残業までして得た給料のなかから買い求めた物品の多くが、実際には使われていない現状を目の当たりにしていました。

使われていない物達のために働いて得た給料は、「欲しい」という心を満たす行為には必要だったものの、実際には使用していないため、本当は必要のないお金だったということになります。

 

対象は物に限りません。

住まいという空間も、サービスや教育や医療。。。

その一つ一つを見直せば、本当に必要な物やサービスを得るためのお金は、本当は少しだということに気がつきます。

人は生きるための食ですら、不要な量の摂取を続け、病気になり、医療費を払うという人生を選択し続けてきたのです。

全ては私たちの一時的な欲を満たすためでした。

その欲は他者との比較から発生し、得ることによって優位性を保つことに満足を得るという、堂々巡りをしてきたのです。

 

そしてもう一つ、気づきを得る機会がありました。。。

それは、当研究所も会員として活動に協力している、”京都自立就労サポートセンター”が事務局を務める”一人にしない社会をつくる会”を通して身近になった、引きこもり支援の視点から

「お金を得る行動だけが社会人の前提であり続けるのか?」

というものでした。

 

この言葉は強く私の脳裏に焼きつきましたが、それからほどなくして、「困難を抱える人」という限られた範囲を超えて、AIの導入によるルーティン業務の減少に伴う労働市場の変化が予測されるようになってきたのです。

 

あなたが本当に心から望む生き方は何ですか?

あなたは、その一瞬一瞬を後悔しないと言い切れる人生を送っていますか?

 

心のままに生きること。

それが、それぞれの生活につながる「行動」という循環を生み出し、「お金」という指標とは違う、社会全体の幸福感につながってゆくのです。

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