現場のお仕事でご家庭に伺うと、初日はまずダイニングテーブルでヒアリングさせていただくケースが多いのですが、ここでチェックしていることがあります。

 

私たちが扱う対象としている「物」という視点から見ると、たいてい以下のようなパターンに分かれます。

  1. ダイニングテーブルの上を物が占領していて書類を書く場所がない
  2. 玄関で思いの丈を打ち明けられて、立ったまましばらくお話を伺う
  3. 物がほぼ置かれていなくてスッキリと片付いている

1,2は発達障害者のご家庭ではありがちな状況ですが、気になるのは3のケースです。

 

ある時、女性の経営者の方からのご依頼で、ご自宅でヒアリングをさせていただいたことがありました。

そのご家庭では、テーブルの上には何も置かれていないのに、テーブルの全体が汚れており、書類を置くことを躊躇してしまいました。

人を招く前にテーブルを拭くという行為は、その汚れを拭き取るという意味だけでなく、招く相手への配慮でもあると思います。

このケースは、その時点ではまだ信頼関係を築いた上で片付けを進めて行くことが難しいと判断し、こちらからお断りさせていただきました。

 

テーブルに物が山積しているような1,2のケースの場合は、クライアントさんから「場所がなくてごめんなさい」などの言葉が出たり、こちらもカウンセリングを優先する必要性を感じたりするのですが、社会的立場がある方の3のケースは、会話を通しても大切にしているものが違うと判断する結果となっています。

人の内面は行動や環境となって表出します。

小さな行動も大切にして行きたいですね。

 

 

↓ 「第3回暮らしデザイン研究所フォーラム」の詳細・お申込みはコチラ ↓

第3回フォーラムのご案内

 

お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ