高齢者の整理収納サポーター養成講座

 

「高齢者の整理収納サポーター」とは?

私たちの暮らす日本は今、総人口に占める高齢者の割合が26.7%(内閣府「平成28年版高齢社会白書」)に達し、超高齢社会を迎えています。

高齢者とはいっても、イコール介護はもはや過去の話で、社会の労働力不足や健康寿命の延伸を背景に、前期高齢者では働きながら趣味の時間も楽しみ社会と積極的に関わり続ける人が増えてきています。

一方、個々の家庭に目を向けると、後期高齢者になり施設への入所等で突然モノを処分する機会が訪れ、心の準備ができないまま多くのモノを廃棄せざるを得ないケースが後を絶ちません。

「宅配便の箱が開けられずそのままになる」

「ゴミを収集場所まで持って行けない」

といった様子からも、一家庭だけでは解決が難しい、地域ぐるみでのサポートの必要性が見えてきます。

この養成講座では、こうした社会背景を踏まえて、高齢期の心身の変化やステージごとの特徴に配慮した整理収納の知識を身につけ、その先に地域社会との連携を目指した研修を行っています。

また、支援者やご家族の立場でも経験を積まれたサポーターの皆さんが、ノウハウを必要とする地域社会や企業に対して継続的な普及啓発ができるよう、様々な活動支援も行っています。

年齢 関わるコミュニティ 対応する研修
中年期 家庭・職場・趣味サークル・自治会・自治体、等 入門編
前期高齢者 家庭・職場・趣味サークル、等 基礎研修
後期高齢者 家庭・介護サービス、等 上位研修

参加者の声

介護福祉士(京都)

介護予防は、いろいろあるけれど

“ お家のモノを見直すこと ”

身のまわりの整理収納が大きな役割を担っていることが、よくわかる講座だと思いました。

ルームスタイリスト・プロ(神奈川)

地域のネットワークとのつながりを理解し、介護予防に整理収納の必要性を少しでも発信できたらと思います。

看護師(岐阜)

「目的」を聞いて、これはまず実家の親をサポートしたいと思いました。

受講方法1. サポーター育成プログラムに参加

サポーター資格を取得するまでの全17時間のうち、12時間を動画で受講するプログラムです!

受講方法2. 一歩づつSTEP UP

入門編

心身ともに元気な中年期から意識を高めてほしい「モノの整理」のポイントと、高齢期のステージ別目標を短時間で知ることができます。

普段、高齢者との関わりがあまりない方でも、気軽に受講できる内容です。

☆ 研修を終えられた方には、修了証が発行されます

カリキュラム

  • オリエンテーション
  • 高齢期の暮らしチェックリスト
  • 私たちを取り巻く時代の背景
  • 片づけへの手順
  • 豊かな暮らしのために

[教材] 小冊子「高齢期のモノと暮らしノート」

基礎研修

前期高齢者の健康寿命の延伸を目指して、高齢期の心身の変化と、自立のための収納について学びます。

特に前期高齢者での低下が著しい、視覚と聴覚のうち、形のある物を対象とする整理収納に直接関わる「ロービジョン(視機能の低下)」と、生活における配慮について知識を深めていただきます。

相談業務、等で片づけへのアドバイスを必要としている支援者や、実家の物の片づけで困っているご家族を主な対象としています。

☆ 研修を終えられた方には、修了証書が発行されます

 

カリキュラム

  • オリエンテーション
  • 高齢者の身体的特徴
  • 高齢者の心理的特徴
  • 特徴に配慮した整理収納
  • 視覚への配慮
  • ワークショップ

[教材] 公式テキスト「地域で支える高齢期の整理収納」、リーフレット「整理収納 × 介護予防」

スライドのバージョンアップについて

7月以降に実施する〈基礎研修〉では、高齢者の大半にみられる、見えにくい状態(ロービジョン)にクローズアップした内容に変わります。
形のないコトや時間をも整理収納の対象とする 壮年期までの生活と比べると、高齢期の整理収納においては、形のあるモノとどう関わるかがより重要となります。
このため、目の疾患への理解とそれらに対応した日用品の選び方や収納におけるポイントをお伝えします。
※一部の講座においては、4月より実施いたします

上位研修

地域社会との連携を目指したカリキュラムで、資格取得後は入門編が開催できます。

支援が受けやすい収納として認知症やWHOが提唱するICFについて学び、ウェルビーングワークを通して、長期的なサポートを目指します。

[認定資格] 高齢者の整理収納サポーター

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カリキュラム

事前の動画視聴

  • 認知症のある人への整理収納
  • ICFを活用したサポートの進め方
  • 支援が受けやすい収納
  • 地域連携を目指そう!

会場での参加

  • ポジティブ心理学(ウェルビーング・ワーク)
  • ヒアリングワーク
  • 実例ワーク
  • ワークショップ

 

[教材] 配布資料、ヒアリングシート

※ 動画視聴後はワークシートを提出していただきます
※ ウェルビーング・ワークは、「発達障害住環境サポーター養成講座〈上位研修〉」との合同開催になります。

 

サポーター資格について
  
研修修了後に”実践報告レポート”の提出が必要となります。
実践報告レポートの審査を経て、カード型の「資格証」が発行されます。
レポートの再提出で不適合となった場合でも、次回以降に再チャレンジが可能です。
 

開催について

◎ 持ち物

〈入門編〉小冊子、〈基礎研修〉テキスト、〈上位研修〉配布資料、筆記用具

 

◎ 撮影について

会場において写真・動画等の撮影を行う場合があります。

撮影したコンテンツは、広報や事業報告書、等、当法人の活動において使用する場合がありますので、ご了承ください。

講師研修

講師に認定されると、基礎研修が開催できます。

基礎研修の内容理解はもちろんのこと、伝える技術や場づくりの大切さについて学びます。

[認定資格] 高齢者の整理収納インストラクター

企画・監修

  • 精神科医
  • 整理収納コンサルタント
  • まちづくりコーディネーター

【監 修】龍谷大学短期大学部社会福祉学科 須賀英道教授

研  修

 

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